日野春庵

古民家再生ですばらしい眺望と農的生活を実現

都市と田舎の二地域居住、農的暮らしを実現するために、茨城県土浦にあった古民家を、八ヶ岳の地に移築再生しました。農的生活を実践するための外土間空間と、農家の骨組みを活かした広々とした生活空間が特徴的な住まいです。

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内土間と畳で仕切られたいくつもの部屋のあったかつての農家とはガラっとかわり、南東角の外土間空間と、眺めのいい、広々としたリビングダイニングとで構成しました。

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八ヶ岳をバックに、南面に南アルプスを望む小高い場所。日あたりのよいロケーションです。

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茅葺民家の骨組にかけた大屋根はガリバリウム鋼板葺き。落ち着いた色調で、周囲の田園風景に溶け込んでいます。

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家の南東角の深い庇の下の外土間空間。中央が炉になったテーブルがおかれ、土足のまま、雨に濡れずにさまざまな作業ができます。室内でも屋外でもない半野外の空間は、作業合間の休憩や、泥付き野菜の仕分け、農機具の手入れ、友人達との食事や語らいなど、菜園生活をベースとした田舎暮らしには、使い勝手のよい場所となります。

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外土間空間を囲む位置に、手作りのピザ窯と燻製室を作りました。下ごしらえからできあがるまでの一連が、外土間のスペースで完結。親しい人同士で集まって、わいわいと楽しくできるのがいいのです。

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うってかわって、室内は、立派な小屋組をあらわした広々とした、開放的なリビングダイニング。部屋でくつろぎながら、南西方向の甲斐駒ケ岳の姿を望むことができます。南西にあいた広い窓からの陽射しと床下暖気循環システムのおかげで、この広い空間が、薪ストーブ一台で十分あたたまります。

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ダイニングに面したオープンキッチン。古材利用で作った、食器棚を兼ねたカウンターがダイニングとの間に置かれ、水回りや収納の目隠しになっています。

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広いオープン空間ですっきりと暮らすために、田舎暮らしに必要な道具類や自給生活でできた食品類などはまとめて収納。使う位置に応じて、外土間から台所のバックヤードにかけて、連続的に並べました。

左:外土間から土足でアクセスできる物置には、外で使うものを。 右:台所からも物置からもアクセスできる食品庫には、土鍋や大型鍋、味噌や梅干しといった保存食品などを保管します。尚、台所の近くにはジャムをはじめ様々な保存食の瓶や小型の甕類を置く浅い棚があります。

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